「どーもゼーゼマンでーす!」
っていう家庭教師のトライ、抜け感がいいですよね。
素朴なハイジの世界観をうまく壊してくれたというか。
中学校~大学まで進路は私(母)が殆ど決めていた
ウチの息子は家庭教師は頼まなかったけど、中学時代、進学塾には一応行っていました。
まあ周囲が行かせている家庭が多かったので、その流れに乗らねば!という気持ちもありまして。
後で子供に「塾に行かせてくれなかったから落ちた」とか言われるのも嫌ですしね。
で、塾に行かせたはいいけど、当時反抗期真っ盛りで問題行動も多かった息子は度々塾をエスケープし、塾の先生から電話が来ることも珍しくありませんでした。
成績は学年で中の中。
そういう微妙な成績な子は、3者面談では私立高校の専願を進められていました。
ウチも例外ではなく先生に私立の専願を進められましたが・・・。
「何で専願?公立も受けて落ちたら私立行けばいいじゃない?専願じゃなきゃ受からない程酷い成績じゃないでしょ?」
と思って
「ウチは公立も受けさせます!」と先生の意見に反対して、公立も受けることを私はその場で決めました。
何で先生は専願を進めるのか不思議です。私立って公立の何倍も💰かかんのよ?
それに子供にチャレンジさせるのは経験を積むことになりますし、もし失敗してもその悔しさを大学受験に向ければいいし。
単に自分のクラスから受験失敗者を出したくないだけ?とも思っちゃいますね。
幸い息子は無事希望の公立高校に受かりまして、3年間部活も学校生活も楽しんだようです。
そして次は大学受験。
これは高校1年の時にIT好きで息子をSEにしたかった私が、2年で理系に行くことを息子に進めた結果、あっさり「嫌」と言われてその夢は断念しました。
しかし「文系ならここだな」と、私は近所の私立の芸術大学のオープンキャンパスに息子が高校1年生の時から連れて行っていました。
家から通えるし行きたい学部もあったのですんなり息子は了承し、その大学を受験することになりました。
しかし私のオススメの学部は息子が乗り気でなく、結局息子希望の全く違う学部を受験することになりました。
その結果、AO受験で合格しました。
9月中に合格したんで、あまり受験した感じはしませんでした。しかしAOってめちゃ楽な受験方法ですね。私の時代にあったら良かったのに・・・。
そんな息子も現在は4年生で就活中です。
そこで私が息子に勧めたのは自分が若かったら受けたいITベンチャーで、息子が勤めたいのは潰れなそうにない大企業。普通希望が親子逆のような気が・・・。
一応私の勧めたITベンチャーも息子は受けたんですが落ちまして・・・。
受かったのは潰れそうにない大企業。
来年、息子はそこに行くことになりそうです。
でもこれでやっと私も子育て終了なんですよね?「1人打ち上げ」をしようっと・・・!
しかしこう見てくると、私が息子を自分が行かせたい方に行かそうとするけど、土壇場でいつも息子が自分の行きたい方向に軌道修正している感じですね。
中学からを振り返っても、私は息子のタイプはこの進路の決め方でよかったと思います。
ボーッとした子には親が水先案内人となるべきだと思う理由
私の親はきちんと育ててはくれましたが、忙しかったせいか子供に向き合って進路の話やアドバイスなどは全くしてくれませんでした。
そのせいでとは言いませんが、何も考えずに楽な方に流されるままに生きてしまった結果、後に私はかなりな後悔をすることになりました。
同じように何も考えずに楽な方へ流されていった私の弟も現在求職中で、年齢的な問題もあり、なかなか次が決まらず苦戦しています。
経験から私が思うに、賢く先を見通している子供は除外して、何も考えずに楽な方に流される傾向のある子供は親がいいと思うレールに乗せてしまう方がいいかと思います。
もし本人が途中で違うと思ったら、私の息子のように自分でレールの行き先を変更したりするでしょうから。
何も考えていない子供が行き先を変更せずにいきなりレールから飛び降りてしまった場合は、改めてどのレールに乗り換えるか子供とじっくり話をして決めさせないといけないと思います。
そのままズーッとレール外の草むらを歩いていると、私の弟のようにレールに戻る道すらも無くなってしまいます。そのリスクも子供は知るべきです。(年齢のカベですね)
あとアドバイスをする上で、親が社会の情勢をよく知っていることも大事かと思います。
今だったらネットで情報はつかめますので、親が社会情勢を知っておくのは容易いと思います。
ちなみに私は人が知っていることを知らずに、人が知らないというか、人にはどうでもいいことを知っているようです。
具体的にはブランドや化粧品や料理やら常識的な話は全くダメですが、漫画やユーチューバーやらその他マイナーなことは知っているようです。ただの変なオバサンのような気もしますが・・・。
でも息子に色々な情報を提供できたことはとても良かったと思っています。(謎の自信)
私の友達に息子が高校に行かずに家に引き籠っていると悩んでいる人がいます。
何度先生と3者面談しても、カウンセラーに相談しても学校に行くことはないそうです。
父親は激高してしまっているそうです。
もし私がその子の母親だったら、どうするか・・・。
ん~。無理には学校には行かせないですかね。
無理に学校行かせて自殺してしまったら・・・そんなんだったら学校なんぞ行かなくていいです。
で、息子の心を何とか開かせる努力をしますね。
一緒にゲームをするとか。(ビリギャルの先生もまず子供の興味ある世界に一緒に入り込んで心を開かせてましたよね)
で、母親から友達になれたら、そこから色んな話をするかな~。
「ホームページの画面を右クリックして、『ページのソースを表示』をクリックしてごらん。
これはプログラム言語でね、こうやって機械に命令文を書くことによって画面が構成されて・・・」とプログラミングに興味を持たせるように仕向けるとか。
「台湾のIT大臣のオードリー・タンも引き籠りだったけど、今は国の英雄よ」とかIT界の巨匠を語ってみてもいいかも。
だってこれからIT技術者が劇的に不足することがわかっているから、IT業界に母親だったら送り込みたいですよね?(え、違う?)
プログラミングでなくても、興味があることだったら何でもいいと思います。
絵だったりしたら、一緒にデジタルで漫画書いてネットに投稿してみるとか、スタンプ作ってみるとか。私の方がのめり込みそうですが。
でもそこから子供がデザインやアニメの専門学校に行く気になるかもしれませんしね。
人が苦手な子には「これからはリモートワークが多くなるでしょうから、技術さえ身に付ければ外に出なくてもお金が稼げるのよ」と囁くとかして誘導しますね。
やはり手に職は強いですし、子供の自信にもなると思います。
ちなみにその子供が引き籠っている友達はかなりせっぱつまった感じだったので、そんなある意味悠長なアドバイスは出来ませんでした。
もしこの先どうしようもなくなって私に相談して来たら、そう言うかもしれませんが。
きっと子供も学校には行きたくなくて、でもどうしていいか分からずにゲームに逃げているのでしょうから、学校に行かずとも前進できる道を親が教えてあげるのが一番かと思います。
私も不器用な人間なんで、子供の気持ちもちょっとわかる気がします。
勿論それをやるには父親の協力も不可欠なんで、その説得が大変かもしれませんね・・・。
そういう訳(?)で、私は毎日楽しくネットで情報を漁っています。
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